2017年1月1日日曜日

日本カーフェリー川崎ターミナル〜日向ターミナル

ショッカーの九州での計画を知った藤兵衛たち一行は隼人と滝を追って川崎港からフェリーに乗る。
ここはかつて川崎の浮島町とと宮崎県日向の細島港を結ぶ京浜航路のフェリー乗り場。アクアラインの開通などに伴いフェリー航路が廃止、乗り場自体が撤去された。また乗船する船は劇中のセリフや船体を映す空撮ではマリンエキスプレス社の前身、日本カーフェリー社の「せんとぽーりあ」号とあるが、実際に乗り込むところ見ると同航路に就いていた「ぶーげんびりあ」号で撮影同年に竣工したばかりの新造船だった。
浮島町の突端部分。当時の航空写真中央あたりに海にせり出した部分がそれ。現在は撤去され残っていない。アクアラインへとつながる首都高に沿って埋め立てが拡張されているのがわかる。
国土地理院1975年1月3日/Googleマップ
当時のフェーリーターミナルは物流センターとして使用されているため桟橋の手前の浮島公園から撮影してみたがご覧の通り植え込みが育ってしまい見通せず。(劇中映像では桟橋の青い手摺の向こうに植えられたばかりであろうその植え込みが確認出来る。)
後方の工場群が見通せる国道沿いで撮影。あいにく劇中に映るスレートの工場建屋は解体済。
当時のフェリーの後方には東京湾が広がっていたと思われるが現在は羽田の滑走路拡張ですぐ先に陸地が見える。

日向細島港
フェリーの到着する港は劇中のセリフにあるように実際にフェリー航路の到着地だった宮崎県日向市の細島港。(劇中では日向港と呼称)

映像では着岸寸前のフェリーから撮影された映像が登場するがので入江のようになっている港の対岸側から撮影。
当時のフェリーターミナルは運輸会社に売却されているものの現存。

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