2016年7月3日日曜日

東京国際空港旧到着ターミナル

メキシコからショッカーの幹部を追って来たFBIのエージェントと待ち合わせる滝。
滝和也演じる千葉治郎氏本人の愛車だったと言われている濃紺のジープがやってきたのは成田空港開港前当時の東京唯一の空の玄関、東京国際空港(羽田空港)の旧到着ターミナル。現在は国内線国際線が分けられどちらも新しいターミナルが完成し運用が始まっているし、旧ターミナルは既に解体済みなので場所の特定やその場の撮影などは難しくなるのでは…と、この一連の取材を始めた当初、国際線ターミナルの工事が佳境だったこともありほぼ諦めていた。実際、初期の投稿で工事中の新ターミナルの写真をアップし先延ばしにしていた。数年前に新ターミナルが完成し、私用で空港を利用するたびに旧ターミナル付近を見ていたが詳細な位置を新旧の航空写真で対比しつつ実際に現場を見てみるとどうも旧ターミナル前付近の道路のみ手付かずで残っていることに気づいた。しかし、そこは旧ターミナル解体跡に作られた新滑走路の工事のための現場事務所やら作業員用駐車場に利用されていて部外者が立ち入るには難しそうではあった。皆様周知のように今年は仮面ライダー放送開始45周年、本日7月3日は2号登場からも45周年ということもあり駄目元で現地に行ってみると柵も立ち入り禁止表示も無かったので難なく撮影。工事区画にはガードマンもいましたが工事車両の誘導をしていただけだった。(日曜だったから?)

何と黄色に塗られた道路縁石が現存している。おかげで位置が割り出しやすかった。
到着ターミナルがあった辺りからは柵があり空港敷地となる。
71年当時と同一の物かは判らないが車道向こう側のフェンスも残っている。
現在の写真には走り去るジープと同じ方向に新国際線ターミナルがある。
今回の痕跡の残り方はロケ地巡りでも稀有な例で、当時のまま現存しているのでもなくまったく建て替わっているのでもなく僅かながら残る当時の痕跡がある意味”遺構探索”に近いかもしれない。

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